
復習しようと思ってノートを最初から読み直す。教科書も見直す。問題集ももう一度やる。
復習は、同じページを読み直すだけでは弱くなりがちです。まず何も見ずに思い出し、出てこなかった部分だけ戻って確認します。「思い出す→確認する→もう一度出す」の順にすると、復習で直す場所がはっきりします。
全部やれば安心ですが、毎回それでは時間が足りなくなります。
復習の最初にするのは「見る」ことではなく、「何も見ずに何が残っているか」を確かめることです。
最初の3分で、何も見ずに出してみる
授業で習った内容なら、ノートを開く前に「今日の要点を3つ言える?」と試します。
英単語なら意味を出す。数学なら代表的な問題を1問解く。社会なら見出しだけ見て説明する。
出なかったものが、今日の復習対象です。
復習対象を3つに分ける
全部を同じ量で見直しません。
- 残っている:短い確認だけ
- 見れば分かる:隠してもう一度出す
- 見ても分からない:理解へ戻る
復習は、忘れたものだけでなく、「分かったつもり」を見つける作業にも使えます。
読む復習と、出す復習を分ける
ノートを読むと、内容が目に入るので分かった感じがします。
そこで、読む前か読んだ後に一度閉じます。何も見ずに説明する、書く、解く。
見ている時間と、自分で出す時間の両方を作ります。
復習のタイミングは、固定日より「抜けた場所」で調整する
毎回まったく同じ間隔にする必要はありません。翌日にほとんど残っているなら、次は少し間を空ける。翌日に大きく抜けるなら、短い間隔で再確認する。
自分の残り方を見ながら調整します。
授業の復習は、全部清書し直さなくていい
ノートをきれいに作り直すことが復習の目的になっていないか見ます。
必要なのは、「何が説明できないか」「どの問題が解けないか」が分かることです。
清書が役立つなら使いますが、毎回の必須作業にはしません。
教科別の小さい復習
1週間の復習を「残ったもの中心」にする
月曜に習った内容を、火曜に短く自力確認。週末に、その週でまだ出なかったものだけもう一度確認します。
復習する量が毎回減っていく状態を目指します。
復習の間隔は、最初は仮で置いていい
いつ復習するか迷うなら、最初は「翌日+週末」の2回だけ仮置きします。
翌日にほぼ残っているなら次は間を空ける。大きく抜けるなら、翌日確認を続ける。自分の残り方で調整します。
復習を終える条件を決める
「30分復習する」だけでは、30分後に何が変わったか分かりません。
- 昨日×だった3問を何も見ずに解けたら終了
- 英単語10語のうち、昨日出なかった4語が全部出たら終了
- 授業の要点3つをノートなしで説明できたら終了
時間ではなく、残っていなかったものがどう変わったかを終了条件にします。
復習を毎日重くしないためにも、「できたものは外す」を入れます。
復習チェック
- 何も見ずに一度出した?
- 出なかったものだけ戻った?
- 解説を閉じてもう一度できた?
- 時間を空けた後にも残った?
4つ全部を毎回やる必要はありません。今いちばん抜けている場所を1つ使います。
復習の量を増やすより、何が残り、何が抜けたかを見えるようにします。
復習で一番避けたいのは、「全部見直したから安心」で終わることです。見直したあとに何も見ずに1つ出してみるだけで、残ったかどうかが分かります。
逆に、何も見ずに出せたものを毎日復習リストへ残す必要はありません。できたものを外すことで、復習は回を重ねるほど短くできます。
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