思考OS|「考える」を15の動きに分けてみる


「考える」と言っても、条件を分ける、仮説を置く、逆算する、問いを変える、確率で持つ、決めないなど違う動きがあります。思考OSでは14の動き+1つのコーダに分けています。

一覧

場合分け / 論理の運び / 仮説と検証 / 逆算 / 問いを置き直す / もしもを置く / 形を持ち運ぶ / 制約を置く / 確率で考える / 選ぶと捨てる / 決める / 循環を見る / 多角的視点 / メタ認知 / 判断を保留する

第1章|場合分け

条件によって答えが変わるところを分けて考える。

一つの答えを全部へ当てはめず、条件ごとに問題を別の形として扱います。

第2章|論理の運び

出発点から結論までを、一段ずつつなぐ。

「なぜ次へ進めるのか」というつながりを切らずに考えを進めます。

第3章|仮説と検証

まだ分からないことに仮の答えを置き、現実と比べる。

仮の説明と現実を往復しながら答えを修正します。

第4章|逆算

ゴールから現在へ、必要なものを逆向きにたどる。

未来の状態から現在の行動を組み立てます。

第5章|問いを置き直す

答えを変える前に、何を問うているのかを変えてみる。

対象・範囲・条件・目的を動かして、問題そのものの形を作り直します。

第6章|もしもを置く

現実にはない条件を仮に置き、その先を考える。

現実の条件を一つ動かし、その世界で何が変わるかを追います。

第7章|形を持ち運ぶ

一つの問題で見つけた構造を、別の問題へ移す。

表面ではなく、対応や関係の骨組みを取り出して別の場面へ合わせます。

第8章|制約を置く

考えられる範囲を、あえて狭くする。

使える条件を限定し、考える範囲に輪郭を作ります。

第9章|確率で考える

未来を「起こる/起こらない」ではなく、起こりやすさとして持つ。

不確実なことを、確からしさの強さとして扱います。

第10章|選ぶと捨てる

一つを選ぶことと、他を選ばないことを同時に見る。

選択の表側だけでなく、その選択によって失われる候補まで一緒に見ます。

第11章|決める

不確実さが残った状態で、一つの選択へ線を引く。

まだ分からない部分を残したまま、ある時点で一つの行動へ移る選択を固定します。

第12章|循環を見る

結果が、もう一度原因側へ戻ってくるつながりを見る。

ある結果が次の原因となり、同じ流れを強めたり弱めたりするところを見ます。

第13章|多角的視点

対象はそのままに、見る位置を変える。

自分、相手、第三者、未来の自分など、観察する位置を移動させます。

第14章|メタ認知

考えている自分自身を、観察する対象にする。

自分の思考そのものを、一段離れて見ます。

コーダ|判断を保留する

まだ分からないものを、分からない状態のまま持っておく。

材料が足りない段階で結論を固定せず、「今はまだ決められない」を一つの状態として持ちます。

「考えられない」も一種類ではない

条件を分けた方がいいのか、問いが悪いのか、仮説を置くのか、ゴールから戻るのか、まだ決めない方がいいのか。もっと考えるではなく、考え方そのものを替えます。

→ 脳のOS|全90項目の入口へ戻る