
これだけ覚えよう
- 最初に「最後にどうなっていたい?」を決めて、そこから今へ戻って考える。
- 三か月後に発表するなら、その前に練習、その前に原稿、その前に調べることが必要になる。
- 目の前の仕事をたくさんしても、ゴールに近づいているとは限らない。
- ゴール → その直前 → さらにその前 → 今日の順に戻すと、今やることが見つけやすい。
- 迷ったら、「次に何をしよう?」ではなく、もう一度ゴールから戻ってみる。
出口から、引く
迷路の入口に立つと、道はいくつにも見える。
左へ行く。戻る。別の道を試す。
歩くほど、出口がどちらだったのか分からなくなる。
そこで、出口に指を置く。
入口へ向かって、線を戻してみる。
行き止まりへ伸びる枝が、一本ずつ候補から外れていく。
まだ一歩も歩いていないのに、進む道が見え始める。
多くのことを、私たちは入口から始める。
とりあえず、手をつける。目の前に来たものを、片づける。
次に何をするかは、終わってから考える。
朝から、手は止まらなかった。
メールを返した。資料を直した。頼まれたことも終わらせた。
夜になって、机の端を見る。
三週間後の発表資料は、朝と同じ白さのまま、そこに置かれている。
一日は進んだ。
発表の日には、近づいていない。
歩く速さは、向きを教えてくれない。
三か月後に、発表する。
その一週間前には、話す練習を終えていたい。
その前には、原稿がいる。
原稿を書くには、材料がいる。
出口から、線を戻してくる。
今週、始めるのは——調べることだ。
遠くにあった三か月後が、今日の机までつながる。
逆算しているあいだだけ、出口に置いた指を動かさない。
途中で迷ったら、入口から先を探すのではなく、出口からもう一度、線を戻す。
入口に立つと、道はいくつにも見える。
出口から戻ると、今日踏む場所が見える。
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