
テスト前になると、学校ワーク、教科書、プリント、英単語、漢字、数学の問題など、やることが一気に増えます。
テスト前に何から勉強するか迷ったら、全部を同じ優先度で並べないことが大切です。出題範囲、現在の理解度、点に変わりやすい部分、残り時間を見て、「今やると点につながる順」に並べます。
全部大事に見えると、最初の一つが決まりません。そこで、教材を増やす前にテスト範囲を3つに分けます。
「できる / 怪しい / わからない」に分けて、最初は“怪しい”から手をつけます。
最初の30分で3つに分ける
いきなり一教科を最初から勉強し始めるのではなく、最初の30分を「仕分け」に使います。
テスト範囲表、学校ワーク、教科書、プリントを見ながら、各範囲に印をつけます。
3つの印
- ○ 何も見ずにできる
- △ 答えを見れば分かる・少し不安
- × 答えを見てもよく分からない
1. 何も見ずにできる
ここは最初から長くやり直しません。一度だけ確認して、できるなら後回しにします。
「全部復習しないと不安」と感じても、できる範囲に長く時間を使うほど、怪しい範囲に回す時間が減ります。
ただし完全に放置するのではなく、テスト直前に短く確認する候補として残します。
2. 答えを見れば分かる
最初に手をつける候補です。完全に分からないわけではない。でも自力ではまだ不安。
たとえば、数学なら解説を見れば「ああ、この公式だった」と分かる。英単語なら答えを見れば意味を思い出す。社会なら教科書を見ると説明できる。
この「あと少しで自力で出せる」部分は、比較的短い時間で○へ移しやすいです。
△を○へ移すときの確認
- 答えを隠してもう一度できる?
- 翌日にも出せる?
- 似たものと混ざらない?
- 別の問題でも使える?
3. 答えを見てもよく分からない
ここは時間が必要な範囲です。残り日数が少ないなら、全部を深追いしません。
基礎まで戻るのか、先生や友人に聞くのか、今回は優先順位を下げるのか。残り時間と配点を見て決めます。
×を全部○にしようとして、△を放置するのが一番もったいないこともあります。
提出物と、点を取る勉強を混ぜない
学校ワークを終わらせることと、テストで解けることは同じではありません。
提出のために一度解いたあと、答えを隠してもう一度できるかを確認します。
答えを写して提出できても、自力で出せないならテスト対策としてはまだ△です。
教科ごとに同じ優先順位にしない
数学は△が多い。英語は×が多い。社会は○が多い。
この場合、すべての教科に同じ時間を配る必要はありません。
まず、点に変えやすい△が多い教科から進める。×が大きい教科は、基礎を戻す時間を別に確保する。○が多い教科は直前確認に回す。
テスト前に新しい教材を増やしすぎない
時間がないときほど、別の参考書や動画を探したくなります。
でも教材を変えるたびに、「どこをやるか」「どの説明に従うか」を決め直す必要があります。
まずは学校の範囲表、教科書、ワーク、これまでの間違いから始めます。
3日前・前日ならどう変える?
今日やること
テスト範囲表を開きます。最初の一教科だけ、○△×をつけてください。
そして最初に手をつけるのは、△の中で点に変えやすそうな場所です。
全部の勉強計画は、そのあとで構いません。



