
これだけ覚えよう
- ルールに当てはまらないものが一つ出ても、すぐにルール全部を捨てなくていい。
- 英語では、played のように -ed がつく過去形もあれば、go → went のように別の形になるものもある。
- そんなときは、無理にルールへ入れず、「これは別のグループ」として覚える。
- できれば「どんなときに例外になるのか」も一緒に覚えると、次に使いやすい。
- 「ルールが間違いなのか、それとも例外なのか」を分けて考える。
規則の横に、小さな箱
規則を覚えた翌日に、それに従わないものが現れる。
そのとき、人はたいてい三つのうちどれかをやる。
一件の外れを見て、規則ごと捨てる。
外れたほうを、無理に規則へ押し込む。
「これは特別だから」と言って、それきり忘れる。
どれも、次に同じものが来たとき、また困る。
例外処理とは、規則から外れたものを、条件を書いて別枠へ登録することである。
英語の規則動詞では、played、watched、cooked のように、過去形になるとき ed がつく。
けれど、go は went になる。make は made、run は ran。
このとき、ed の規則が間違っていたわけではない。
不規則動詞という、もう一つの枠がある。
そこへ登録すれば、goed を規則へ押し込まずに済む。
二月は、二十八日までである。
けれど四年に一度、二十九日が来る。
地球が太陽を一周する時間が、ちょうど三百六十五日ではないからだ。ずれを放っておくと、暦と季節が少しずつ離れていく。
そして、この例外にも例外がある。百年に一度、二十九日の来ない年がある。
例外には、たいてい理由がある。理由まで書いておけば、次に同じものが来たとき、また扱える。
ルールは、例外があるから
不完全なのではない。
例外を扱えるから、
現実での使用に耐える。
何かがうまく当てはまらないとき、聞くことは一つでいい。
これは、規則が間違っているのか。それとも、別枠に入るものなのか。
別枠だと分かったら、条件を書いて、規則の横へ置いておく。
小さな箱が一つ増えるだけで、大きな規則は壊れずに済む。
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