考える力・思考実験 ATAMA-BATCH002数字で試す考える力・数量 買うか借りるか、どこで逆転する? 利用回数だけでは決まらない費用 2026年10月21日 運動会のために一度だけ使う大きな機材を、購入するかレンタルするかで迷ったとします。レンタルは1回では安くても、何回も使うなら購入が得になりそうです。しかし回数だけで判断すると、保管や修理、返却の費用を忘れるかもしれません。 ここでは架空のプロジェクターを例に、購入とレンタルを比較します。商品を安く買う判断とは違い、所有... ゆきむら
考える力・思考実験 ATAMA-BATCH002考える力・数量数字の読み方 「一人当たり」で比べると何が分かる? 総量と人口を分ける実験 2026年10月21日 二つの町で、図書館の貸出冊数を比べるとします。A町は一年で60,000冊、B町は40,000冊でした。この数字だけならA町の方が多く借りられています。では「図書館が活発に利用されている町」はA町なのでしょうか。 人数が違う町を比べるとき、「一人当たり」という見方が役立ちます。ただし、それだけで結論を出すと別の違いを見落... ゆきむら
考える力・思考実験 ATAMA-BATCH002比較して考える考える力・判断 渋滞中に車線を変えると得? 自分の数秒と全体の流れを分ける 2026年10月21日 隣の車線だけよく進んでいるように見えると、自分も移りたくなります。もし移ってすぐ前へ進めたなら、車線変更は成功だったのでしょうか。後から元の車線の方が流れ始めた場合はどうでしょう。 ここでは事故や運転操作の助言ではなく、二つの待ち行列を題材にした算数の思考実験をします。実際の道路では交通ルールと安全が最優先です。数式が... ゆきむら
考える力・思考実験 ATAMA-BATCH002数字で試す考える力・数量 一番売れた商品が一番もうかる? 売上・粗利益・在庫を比べる 2026年10月21日 店の販売ランキングで一位の商品は、その店に最も利益をもたらしているのでしょうか。たくさん売れていることは分かっても、仕入れにいくらかかったか、売れ残りがどれだけあるかまではランキングに書いてありません。 架空の雑貨店の数字を使い、「売れた数」「売上高」「粗利益」を別々に並べてみましょう。文化祭で値段をどう付けるかという... ゆきむら
考える力・思考実験 ATAMA-BATCH002比較して考える考える力・判断 同じ出来事なのに説明が違うのはなぜ? 原因と見る位置を分ける思考実験 2026年10月21日 「学校の図書室を使う人が減った」という一つの出来事を聞いて、先生は「読書の時間が減ったから」、生徒は「開いている時間が短いから」、司書は「検索できる資料が増えたから」と説明したとします。三人が別のことを言っているから、誰か一人が間違っているのでしょうか。 実は、同じ結果につながる道筋が複数あることと、人によって見えてい... ゆきむら
考える力・思考実験 ATAMA-BATCH002考える力・情報情報の読み方 情報が多いほど良い判断ができる? 調べるほど迷うときに考えたいこと 2026年10月21日 家電を一つ買うためにレビューを調べ始めたら、気になる候補が増えていった。調べるほど詳しくなったはずなのに、最初より選びにくい。そんなことがあります。情報が多いのは悪いことではありません。しかし、目的と関係のない情報まで増えると、かえって大切な違いが見えにくくなる場合があります。 情報を減らせば必ず良い判断ができる、とい... ゆきむら
考える力・思考実験 ATAMA-BATCH002比較して考える考える力・判断 予定通り進んだのに目標を達成できない? 作業量と成果を分ける方法 2026年10月21日 毎日予定どおりに勉強したのに、テストの点数が思ったほど伸びない。宣伝用の投稿を30件作ったのに、イベントへの申込者が増えない。どちらも「決めた作業は終わった」という事実と、「本来の目標を達成した」という事実が一致しない場面です。 計画を守ることには意味があります。でも、何を実行したかと、何が変わったかを同じ数字で扱うと... ゆきむら
考える力・思考実験 ATAMA-BATCH002比較して考える考える力・判断 ここまでお金をかけたから続けるべき? やめ時を迷わせる「埋没費用」 2026年10月21日 映画を見始めて1時間。思ったより楽しめないけれど、料金を払ったのだから最後まで見たい。新しい教材を買ったのに、自分に合わないと感じても使い続けようとする。どちらも「すでに使ったお金や時間」が、これからの判断へ入り込む場面です。 経済学では、取り戻せない過去の支出を埋没費用(サンクコスト)と呼びます。言葉だけ覚えるのでは... ゆきむら
考える力・思考実験 ATAMA-BATCH002考える力・数量数字の読み方 同じ10%なのに人数が違う? 割合だけでは見えない大きさを比べる 2026年10月21日 「参加者の10%が欠席」。同じ言葉でも、10人の集まりと1,000人の集まりでは、欠席した人数が違います。割合は便利ですが、割合だけでは具体的な人数を表せません。 数字を読み違えないために、割合と人数を行ったり来たりしてみましょう。 まず「何の10%?」を確かめる 架空のA教室には20人、B教室には200人の生徒がいま... ゆきむら
考える力・思考実験 ATAMA-BATCH002比較して考える考える力・判断 一回の失敗で仕事の方針を変えるべき? 結果と原因を分けて考える 2026年10月21日 新しく始めたイベントに、思ったよりお客さんが来ませんでした。「宣伝の仕方が悪かったから変えよう」と考えたくなります。でも、雨だったのかもしれませんし、同じ日に大きな行事があったのかもしれません。失敗という結果があっても、何が原因だったかは別の問題です。 一度の失敗を軽く扱う必要はありません。ただ、すぐに方法を変える前に... ゆきむら