記憶学 記憶学Web版 参考文献・確認資料 2026年7月30日 『記憶学について』全体の目次へ本書は一般読者向けのため、本文中に細かな注番号を付していない。以下は、本書で扱った記憶・学習法の中心原理を確認するために参照した主な研究である。 検索練習・テスト効果関連して読む第4章 取り出す Roediger, H. L., & Karpicke, J. D. (2006). ... ゆきむら
記憶学 記憶学Web版 巻末付録 2026年7月30日 『記憶学について』全体の目次へ付録は、本文とちがって「読むもの」ではなく「使うもの」です。コピーして冷蔵庫に貼る、書き込む、スマホで撮っておく──好きなように使ってください。 付録1 自宅パレス作成シート関連して読む第5章 メモリーパレス入門第7章 記憶の住所を作る シートA 最初の家(10地点) 自宅の中を、玄関から... ゆきむら
記憶学 記憶学Web版 補章 道具箱の、残りの引き出し ── 本文に入らなかった勉強法たち 2026年7月30日 『記憶学について』全体の目次へ本文では、道具の数を、意図して絞った。道具箱が大きすぎると、人は箱を開けなくなるからだ。 ただ、世の中には、本書で渡した道具の「正式な名前」や、紙幅の都合で置いてきた「隣の道具」たちがある。名前を知っておくことには、実利がある。名前があれば、自分で調べられるし、AIに聞くときの検索語になる... ゆきむら
記憶学 記憶学Web版 終章 「自分は覚えられる」という記憶 2026年7月29日 『記憶学について』全体の目次へ夜の食卓に、もう一度、戻りたい。 序章の、あの食卓だ。漢字を十回書いた子どもが、ノートを閉じたとたん、何も書けなくなった。親の頭に「なんで」が浮かび、子どもは天井を見て、消しゴムをいじって、小さな声で「わかんない」と言った──あの夜である。 数か月後の、同じ食卓を想像してほしい。 同じ子ど... ゆきむら
記憶学 記憶学Web版 第12章 最初の一か月 ── 小さく始めて、子どもに渡す 2026年7月29日 『記憶学について』全体の目次へ新しいことを始める日、 人は、張り切る。 初日に、二時間やる。 三日目に、一時間やる。 五日目に、忙しくなる。 七日目に、思い出さなくなる。 だから今回は、逆をいく。 初日から、五分しかやらない。 この一か月の、たった一つの目的 ここまでの章で、道具箱はいっぱいになった。三工程。枝。変な絵... ゆきむら
記憶学 記憶学Web版 第11章 つまずきには、型がある ── タイプ別の処方箋 2026年7月29日 『記憶学について』全体の目次へ兄には、効いた。 変な絵を作ったら、 面白がって、すぐ覚えた。 同じやり方を、弟にやってみた。 固まってしまった。 「絵って、何?」 同じ家の、同じ食卓で、 同じ言葉を覚えるのに、 兄と弟は、 違う場所でつまずいていた。 同じ「覚えられない」の下に、違う子がいる ここまで渡してきた道具は、... ゆきむら
記憶学 記憶学Web版 第10章 教えない勇気 ── 親の役割は、質問すること 2026年7月29日 『記憶学について』全体の目次へその夜も、教えていた。 三回、説明した。 四回目で、声が大きくなった。 「なんでわからないの」 子どもは、下を向いた。 夜、寝顔を見ながら思う。 あんな言い方、 したかったわけじゃないのに。 明日こそ、穏やかに。 そう思って、また同じ夜が来る。 あの声は、悪意ではない 第4部は、技術ではな... ゆきむら
記憶学 記憶学Web版 第9章 漢字・歴史・理科・算数 ── 見えないものを、見えるようにする 2026年7月29日 『記憶学について』全体の目次へリビングのテーブルに、 漢字ドリルが置いてある。 その横に、歴史の一問一答。 理科のワーク。 算数のプリント。 教科が四つ。悩みも四つ。 親は、どこから手を付ければいいのか、 わからなくなる。 でも、よく見てほしい。 四つの山は、同じ形をしている。 漢字が覚えられないときに、この章で見るこ... ゆきむら
記憶学 記憶学Web版 第8章 英単語 ── 音でつかまえ、映像で住まわせる 2026年7月29日 『記憶学について』全体の目次へ子どもの単語帳は、 角が折れている。 赤シートも、くたびれている。 「三周した」と、本人は言う。 嘘ではないのだろう。 でも、テストの余白には、 空欄が並んでいた。 三周、通り過ぎただけの道に、 住人は、いなかった。 英単語が覚えられないときに、この章で見ること 単語帳を何周しても残らない... ゆきむら
記憶学 記憶学Web版 第7章 100個の言葉を置く ── 家を増やし、記憶の住所を作る 2026年7月29日 『記憶学について』全体の目次へ十個、覚えられた。 目を閉じて、家の中を歩いて、 十個、ぜんぶ言えた。 子どもが、顔を上げて言う。 「ねえ、もっとできる?」 その一言を、 私は何度も待っていた。 十の次は、百関連して読む第5章 最初の10地点を作る第6章 地点で事件を起こす 前の章までで、子どもは十個覚えられるようになっ... ゆきむら